米子水鳥公園

米子水鳥公園
米子水鳥公園 · 〒683-0855 鳥取県米子市彦名新田665
★★★★☆ · 公園

2025年4月の観察記録
今月は、数は少ないが春の渡りで飛来する種数が多く、日々の観察がとても楽しい。次は何が現れるのかという期待感が高まっている。4月6日~4月19日までオオソリハシシギが、4月13日~4月29日までダイシャクシギが滞在した。ダイシャクシギの飛来は10年ぶり。4月15日にはセイタカシギが57羽飛来し、当園の最多記録を更新した。カモ類も各種みられ、キンクロハジロが最も多く、ハシビロガモとヒドリガモがそれに続く。水辺の鳥の観察種類数は多いが観察距離が遠く、今後ネイチャーセンターの近くに寄ってくることを期待している。小鳥類では、4月9日にホシムクドリ、4月20日にノジコ、4月26日にコイカルがいずれも当園で初めて確認されたほか、4月16日にコホオアカが18年半ぶりに確認された。


2025年4月に見られた鳥
ハシビロガモ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、マガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミコアイサ、キジ、キジバト、バン、オオバン、カイツブリ、ハマシギ、タシギ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、ミサゴ、トビ、モズ、ハシボソガラス、ヒバリ、ヒヨドリ、シロハラ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、セイタカシギ、ダイシャクシギ、コアオアシシギ、オオソリハシシギ、アオジ、アカアシシギ、アマツバメ、ツルシギ、コチドリ、ホオジロ、セッカ、ヒクイナ、コシアカツバメ、ウズラシギ、アマサギ、クサシギ

2025年3月

2月は強い寒波が続けて入ってコハクチョウの渡りが中断していたが、今月になって寒波が抜けると再開され、最多で約300羽が園内に集まった。3月8日~3月10日が渡りのピークだったと思われる。本日確認されたコハクチョウは14羽で、20日までには全て飛び去る見込み。3月1日にツルシギ、3月12日にコチドリ、3月14日にホウロクシギを初認。毎年春と秋に飛来する常連のヘラサギ「香川さん」も3月9日に飛来し、3月11日まで滞在した。そろそろシマアジの到着が楽しみな時季である。

コハクチョウ、ツクシガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、マガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミコアイサ、キジバト、オオバン、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、タシギ、カワウ、アオサギ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、トビ、カワセミ、モズ、ハシボソガラス、ヒバリ、ヒヨドリ、ツグミ、オオジュリン、メジロ(調査日:2025年3月15日)